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2010年06月29日

歴史は眠らない「沖縄・日本400年シリーズ」今晩NHK教育で

普天間基地問題に代表されるように、沖縄の苦しみを400年の歴史からさかのぼって探っていく番組です。
サッカーが始まるまでには見終われますので、ぜひご観覧ください。

NHK教育で今日から4回シリーズを放送。
放送時間 22:25~22:50
語り手 小森陽一(東京大学大学院教授)


江戸時代、幕府の威力を借りた薩摩藩が武力によって琉球王国を攻略したことから、今にも続く琉球(沖縄)の関係は始まります。

薩摩は琉球を明との交流の道具として利用しようとする一方、「異国」扱いしながら「江戸上り」を強要するなど、幕藩体制に組み込んでいきます。

明治になって、日本は、清に服属し薩摩にもしたがっていた琉球の「処分」を開始します。
1875年、一方的に王国の解体、沖縄県の設置を通告。琉球は必死の抵抗を試みますが、武力を背景にした威圧により首里城を明け渡し、王朝は滅亡します。

沖縄の人々を同化しようとした無理が戦争の中であらわになります。
太平洋戦争末期の沖縄戦で、県民の意識は、日本軍への期待から、絶望的な幻滅に変わっていきます。

戦後は米軍の直接統治のもと軍事要塞化が進められます。
県民のたたかいの中、本土復帰が勝ち取られますが、日本政府の思惑で、米軍基地はほとんど残ったままでした。

番組は、沖縄が苦難の歴史を背負うにいたった出発点と、どのように受け継がれてきたのかを、日本とのかかわりでみていきます。

  
タグ :告知テレビ


Posted by しまあそび  at 14:09Comments(0)沖縄のこと